プレゼンテーションPresentation
脇山真治のプレゼンテーション講座の基盤となる5つの側面
プレゼンテーション関数
P=f(P1, P2, P3, P4, P5)
P:プレゼンテーションの総合力
- P1Planing & Program計画と構成
- はじめに計画ありき。6W2Hを必ず確認しましょう。すなわち
- Why(なぜこのプレゼンテーションを行うのか。その目的やねらいを明らかにすることで、プレゼンの意義や達成目標なども見えてきます)
- What(テーマや内容についての確認です。何をスピーチするのか話題の中心を明確にします。)
- When(実施の日時はもちろんのこと、発表までの準備期間、所与時間、あるいは会場までの移動時間などおよそ時間に関するすべて)
- Where(会場の所在、会場の空間条件など発表の場所に関する情報です)
- Who(発表主体のこと。個人に依頼されたのか、組織の代表としてスピーチするのかあるいはチームか、プレゼンターの予定者、)
- Whom(プレゼンテーションの相手は誰なのか。使うことばの専門性や、図やチャートをつかった情報の加工は相手次第)
- How(プレゼンテーションの手法、テクニックなどの基本方針を決めます。スライド、映像、模型、実物あるいはその組み合わせか)
- How Much(プレゼンテーションにかける予算は避けてとおれない問題です。予算の目安をたてましょう)
- P2Preparation準備・情報収集
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必要な準備作業は次のとおりです。聞き手の情報を集める。どんな人が何人聞くのか/会場の情報を確認する。広さや天井高から椅子の配置まで/進行表や発表メモの用意/必須のリハーサル実施/危機管理。機材のこと、発表者のこと、突然の条件変更のことなど。
- P3Personality資質・能力・個性
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プレゼンターの良否は「第一印象」でも判断されます。顔・声・体型・服装が第一印象を決める要素です。
プレゼンターには情報の加工能力、観察眼と直観的な軌道修正能力、良質のカリスマ性などが求められます。
- P4Paformance Skillsスピーチの技術
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視覚資料はあくまでもメッセージを伝えるための補助資料です。スライドを使うときの注意点は「スライドを説明する」のではなく「メッセージを伝える」という意識を持つことです。
- P5Plactice日常的な訓練
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自身でスピーチをする機会を多くするだけがスキルアップの訓練ではありません。他人のプレゼンテーションの良否を聞く耳、見極める眼を養うのもまた訓練です。仲間のプレゼンテーションでも厳しくかつ批判的に評価する問題意識を持ちましょう。
P1からP5までをバランスよく学ぶことによって、プレゼンテーションの総合力をアップさせることができます。得手不得手はあってもかまいませんが、これらの要素をどれか一つでも排除するとスキルアップになりません。
『プレゼンテーションの教科書<第3版>』(日経BP社)を2015年2月に上梓しました。
指導実践や、セミナーでの皆さんからの要望等をふまえて改訂したもので、「教科書」の名にふさわしい充実した内容になっています。
※次のチェックリストは上記の本への掲載分を一部改編しています。個別のプレゼンにふさわしい項目にアレンジしてみてください。
脇山真治のプレゼンテーション講座より
プレゼンテーションのための
チェックリスト
(改訂2021年版)
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- 01.計画と組み立て
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- 02.事前の準備
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- 03.補助資料の作成
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- 04.リハーサル
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- 05.プレゼンテーションの実施
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- 06.リモートプレゼンの心構えと注意事項
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