このたび、株式会社梓書院様より、新たな書籍『自己流プレゼンテーションの落とし穴』を上梓しました。ご一読いただければ幸いです。
「はじめに」より抜粋
プレゼンテーションでは「自身のスタイル」や「経験」にこだわると、それが時として致命的な失敗や、自分自身が成長するときの阻害要因になることがあります。「自己流」とは自分自身がもっとも安心できて心地よいスタイルのことでもあります。それを個性的だ、あるいはユニークだなどと、あたかも前向きな評価を得たように錯覚しますが、残念ながら、それはあなたのプレゼンテーションが「聞き手に寄りそっていない」ことの裏返しです。
本書にあげた40項目のそれぞれの前半(Case)は、つい考えてしまう間違った状況を書いています。そのまま読むとそのとおり、自分もそうかもしれないと思うような場面を設定しています。それを受けて後半(法則)には、当たり前のような思考を少し止めて、意識改革のための考え方を書いています。聞き手にストレスを与えていないか、心地よく聞いてもらえるか、満足感を提供しているか・・・少しだけ立ち止まって考えてみましょう。