安倍晋三首相の話すスピードには非常にばらつきがあります。例えば新型コロナウイルスの緊急事態宣言の発表(2020年4月17日)では1分間に332字というゆっくりとしたスピーチです。しかし国会答弁(衆院議院運営委員会2020年4月7日)は1分間に528字でかなり早口です。どちらも原稿を読んでいますが、国会の答弁は原稿の棒読み&速読ですしどうしても事務的にきこえます。聞き手(野党の質問者など)への寄り添い方がいささか雑に感じてしまいます。ちなみに菅官房長官の定例記者会見の話す速さは、1分間に480字前後。声質や滑舌の良否はともかく、まあ、聞きやすい速度です。(※上記の字数はスピーチをカナ文字に置きかえて数えたものです)
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