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「状況」と「メッセージ」と「口調」に感じる違和感

トピックス 2020.07.18 Sat

 コロナ禍の只中。東京都は感染状況警戒レベルが最高の4段階になったという都知事の記者会見をニュースやWEBサイトで何度も見ました。「・・・・できるだけお控えいただきたいと存じます」、「・・・・をお伝えしたいと存じます」、「・・・・都といたしましては改めてお願いを申しあげます」、「・・・・対策をご紹介してまいりたいと存じます」、「・・・・ご理解とご協力をたまわり進めてまいりたいと存じます」などなど。冷静で丁寧な説明なのになぜ聞き手としてストレスを感じるのでしょうか。東京都の感染状況は、もうそれ以上はないという最も深刻なレベルであることを宣言した都知事自身のことばに、その緊迫感が感じられないないということでしょう。ことさら事の深刻さを煽り立てる必要はないけれど、せめて「・・・・都民のみなさんに説明します」、「・・・・協力をおねがいします」と毅然と、きっぱりと言いきってほしいですね。と思うのは私だけでしょうか。